赤ちゃんモデルの撮影現場で付き添いの親はどう動けばいいのか、初めてだと正解が分からず不安ですよね。
「出しゃばりすぎて嫌がられたくない」
「子どもが泣いてしまったらどうしよう」
そんな不安を持つ親御さんは多く、掲示板や知恵袋でも同様の声が絶えません。
この記事では、赤ちゃんモデル(ベビーモデル)の撮影現場での親の基本的な振る舞い方から月齢別の対応、母子分離が求められる理由まで、経験者の声をもとに解説します。
なお、オーディション当日の服装・面接対策についてはこちらの記事をご覧ください。

我が子が初めて撮影に参加したとき、私もどこに立てばいいのかすら分からなくて焦りました。でも現場のスタッフさんは慣れたもので、必要なことはきちんと声をかけてくれます。まずは「待つ」が基本だと思えば、だいぶ気が楽になりますよ。
赤ちゃんモデルの撮影現場で親はどう動くべき?基本の3原則
撮影現場での親の振る舞いは、子どものパフォーマンスに直結します。
経験者の間で共通して語られる「やってはいけないこと」をもとに、基本の3原則を整理しました。
原則1:スタッフの声かけがあるまで待機する
撮影中は、スタッフから声がかかるまで動かないのが鉄則です。
赤ちゃんがフレームの外に出てしまったり、ぐずり始めたりしても、まずはスタッフに対応を任せるのが現場のルールです。撮影スタッフはこうした状況に日常的に対処しており、親が先に動くとかえって撮影の流れを妨げてしまいます。
経験者の間では「声をかけてもらえるまでお任せで大丈夫」という感覚が一般的で、指示があってから動けば問題ありません。
原則2:撮影中の声かけ・指示出しは控える
子どもの目線を引こうとして横から「こっち向いて」「笑って」と声をかけてしまう親御さんがいますが、これは撮影を止める原因になるため厳禁です。
子どもは親の声を聞くとすぐに親の方を向いてしまいます。撮影スタッフは子どもの注目を集めるプロですので、声かけや指示は完全にスタッフに委ねましょう。
経験者の声を見ると「親が指示を出すと目線が外れやすくなる」という指摘が多く、現場では「親は存在を消す」くらいの意識が正解に近いようです。
原則3:待機場所はスタッフの指示に従う
待機位置はスタッフの指示通りに動きます。「子どものそばにいたい」という気持ちは理解できますが、カメラ側はスタッフが多く、親が近くにいると映り込みの原因になります。
指定された場所で静かに待機し、スマホの音量やおしゃべりにも気を配りましょう。特にCMやドラマ撮影は音声収録が伴うため、待機中の私語・スマホの通知音にも注意が必要です。
月齢別・撮影現場での付き添いパターン
赤ちゃんモデル・ベビーモデルの撮影における親の関わり方は、月齢によって大きく変わります。
月齢ごとの特徴と対応ポイントを整理しました。
0歳(新生児〜ねんね期)
0歳のねんね期は基本的に親がそばにいられることがほとんどです。自分では動けないため撮影もスタッフが主体でコントロールしやすく、母子分離が求められる場面は少ないです。
この時期の親の主な役割は、授乳やおむつ替えのタイミング調整です。撮影の合間に機嫌よくいられるよう体調を整えるのが最大の貢献になります。お気に入りのおもちゃやおしゃぶりを持参しておくと安心です。
0歳後半〜1歳(はいはい〜あんよ期)
動き回れるようになるこの時期は、フレームからはみ出すことが多くなります。ただし、フレームアウトへの対応はスタッフが担うのが現場の慣例で、親が追いかけるのは逆効果です。
経験者の声では「1歳を過ぎた頃からカメラ枠から出てしまうことが増えたけれど、スタッフさんがうまく誘導してくれた」という話が多く、この年齢でも基本は待機が正解です。
親が動き回ると子どもが親を追って余計に動いてしまうため、落ち着いて待機場所にとどまりましょう。
1歳後半〜2歳
この月齢になるとドラマや映像系の仕事では、本番中に母子分離が求められることが増えてきます。スタジオ撮影(カタログ・雑誌)では引き続き近くにいられることが多いですが、映像系では「本番はお母さんが見えないところに移動してください」と指示される場合があります。
経験者の間でも「0〜1歳のうちは親が近くにいられることがほとんどだったけれど、ドラマの仕事では本番中だけ別の場所で待つよう言われた」という声が一般的です。仕事の種類によって対応が異なるため、事前に事務所に確認しておくと安心です。
母子分離が求められる理由と対処法
「母子分離なんて無理…」と感じる親御さんも多いですが、撮影現場でなぜ分離が必要なのかを知ると、受け入れやすくなります。
なぜ母子分離が必要なのか
理由は主に2つあります。
1つ目は物理的なスペースの問題です。カメラマン・照明・音声スタッフなど撮影クルーが多い現場では、親がそばにいると邪魔になってしまいます。
2つ目は演技の自然さへの影響です。ドラマなどでは「お母さん役の俳優さん」と一緒に撮影することが多く、リアルなお母さんがすぐそばにいると、子どもが本物の親を求めて自然な反応ができなくなります。また、子どもは親の顔を見ると「抱っこ」モードになってしまい、撮影が止まりやすくなるという現実もあります。
母子分離が難しい場合の現実
経験者の間では「母子分離ができない子には映像系の仕事は厳しい」という認識が一般的です。ただし、これは主に1歳後半以降の話で、0歳〜1歳前半であれば分離が必要な案件はほとんどありません。
また、向いている子の特徴として「人見知りしない」「知らない大人にも慣れやすい」が挙げられることが多いですが、これも最初から備わっているものではなく、経験によって育つ部分が大きいです。
母子分離に備える3つの対処法
① 自宅で短時間の分離練習を積む
祖父母やパパに預けて短時間離れる練習を日常的に取り入れましょう。「お母さんがいなくても安心できる」という体験の積み重ねが大切です。
② 撮影会参加で「知らない大人と一緒にいる」体験を積む
キッズ時計撮影会の当日ガイドや無料撮影会おすすめを活用して、スタジオや知らないカメラマンさんに慣れておくのが効果的です。撮影会はプロの現場とは異なりますが、「親以外の大人と一緒に過ごす」練習として非常に有効です。
③ 無理なら「今は時期じゃない」と割り切る
月齢や個性によっては、どれだけ練習しても難しい時期があります。焦って無理をさせるよりも、成長を待ってから再挑戦するほうが子どもにとっても無理がありません。

我が家も最初は泣いてばかりでしたが、撮影会で場慣れするうちに平気になりました。一度経験させてみると、思ったより早く慣れてくれることも多いですよ。
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仕事タイプ別・撮影の特徴と親の対応
赤ちゃんモデルやベビーモデルの仕事はカタログ撮影からCM・ドラマまで幅広く、仕事の種類によって拘束時間や親の待機場所が大きく異なります。事前に把握しておくと当日の心構えができます。
| 項目 | スタジオ撮影 (雑誌・カタログ) | CM撮影 | ドラマ・映画 |
|---|---|---|---|
| 拘束時間 | 1〜3時間程度 | 半日〜1日 | 半日〜丸1日 (待機多い) |
| 親の待機場所 | スタジオ内・すぐ近く | 控室(別室の場合あり) | 別室が基本 |
| 母子分離 | ほぼなし | 案件による | 本番中は分離が多い |
| 待機中の私語・音 | 特に制約なし | 録音あり・静粛に | 録音あり・静粛に |
| スタンバイ | なし〜1名 | 1〜2名 | あり(代役体制) |
映像系の仕事(CMやドラマ)は音声収録が伴うため、待機中の私語やスマホの通知音には特に注意が必要です。また、ドラマ撮影では収録したものを後日放送するため、撮影の時期とテレビに映る時期はずれることが一般的です。「撮ったのにいつ放送されるの?」と焦らないよう心得ておきましょう。
オーディション・撮影当日に体調不良になったら
赤ちゃんは体調が急変しやすく、当日の朝に「なんか様子がおかしい…」と感じることもあります。体調不良時の判断基準をあらかじめ持っておくと焦らずに済みます。
高熱・明らかに不調のときは欠席一択です。他の子への感染リスクも考慮し、無理に連れていくことは現場全体への迷惑になります。
微熱があるが機嫌はいいときは、状況を見ながらの判断になります。事務所に連絡して指示を仰ぐのが最善です。
キャンセルの際は事務所経由で速やかに連絡するのがマナーです。基本的にペナルティはありませんが、無断欠席は信用に関わります。また、撮影現場には「スタンバイ(代役)」の子があらかじめ手配されていることが多く、休んでも他の子が対応するため過度に心配しなくて大丈夫です。
撮影現場の持ち物チェックリスト
撮影当日は慌てがちなので、前日までに準備を済ませておきましょう。赤ちゃんモデル・ベビーモデルの撮影に必要な持ち物をリストにまとめました。
- おむつ・おしりふき(多めに)
- 着替え2〜3セット(汚れ・吐き戻し対策)
- お気に入りのおもちゃ・おしゃぶり(機嫌取り用)
- 授乳グッズ・離乳食・おやつ(月齢に応じて)
- 母子手帳・保険証
- 待機中の静かな暇つぶし(親用。音の出ないもの)
- 撮影衣装がある場合は事前に事務所へ確認・当日は着替え前に食事を済ませる
よくある質問
- Q撮影中、親はずっとそばにいられますか?
- A
0〜1歳のスタジオ撮影であればほぼそばにいられます。ただしCMやドラマの本番中は別室待機になることが多く、特に1歳後半以降の映像系の仕事では母子分離が求められる場面が増えます。
- Q子どもが泣いてしまったらどうなりますか?
- A
赤ちゃんの撮影では泣くことはよくある想定内の出来事で、スタッフも慣れています。少し休憩を入れて機嫌が戻れば再開します。難しい場合はスタンバイの子に交代する場合もありますが、それも現場の通常の対応です。
- Q撮影中にスマホで写真を撮ってもいいですか?
- A
基本的にNGです。CMやドラマは情報解禁前の撮影であることが多く、現場での写真・動画撮影は原則禁止されています。どうしても残したい場合は事前にスタッフへ確認しましょう。
- Q母子分離ができないと仕事はもらえませんか?
- A
0歳〜1歳前半であれば母子分離が必要な案件はほとんどなく、問題ありません。1歳後半以降はドラマなどで分離が求められる機会が増えるため、日頃から少しずつ慣れさせていくのが理想的です。
- Q撮影の付き添いは母親以外でも大丈夫ですか?
- A
父親や祖父母でも問題ありません。ただし、子どもが一番安心できる人が同行するのがベストです。事前に事務所へ相談しておくと安心です。
- Q赤ちゃんモデルの撮影は親にとって大変ですか?
- A
撮影自体は1〜3時間程度で終わることが多いですが、移動や待機を含めると半日がかりになることもあります。事前にメリット・デメリットを把握しておくと、心構えがしやすくなります。
まとめ
赤ちゃんモデル(ベビーモデル)の撮影現場では、「待つ・声かけしない・指示に従う」の3原則が親の基本姿勢です。
月齢が低いうちは親が近くにいられる場面がほとんどですが、1歳後半以降の映像系の仕事では母子分離が求められることも増えてきます。
母子分離への不安は、日頃の練習と撮影会での場慣れで少しずつ解消できます。
まず事務所に登録してプロのサポートを受けながら、お子さんのペースで撮影デビューを目指しましょう。
赤ちゃんモデルになる手順の全体像は赤ちゃんモデルになるにはの記事でも解説しています。
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